2011年9月26日月曜日

使い方

先日、小学生が福島大学の陸上部コーチに2時間指導を受け、50mを1秒弱縮めることができた。
何が改善されたのか?速く走るためにどう体の筋肉を使うか、そしてそのタイミング。アスリート(ハンドボール選手)の筋肉の動き、使い方を通して検証。ジャンプして投げるときの、その踏込時に着目。一般の人だと踏み込んだ後の飛ぶ時に、筋肉に一番負荷をかけているのに対し、アスリートは踏込時に一番負荷をかける。
短距離走でも、空き缶を踏みつぶすイメージで地面に足を叩きつける感じ。あとは、その反発と、できるだけ体の前で足を回転させるイメージ。
何も知らず、考えず走っていた頃が悔やまれる。体の構造や使い方を知ることでいろいろ工夫が生まれていただろうに・・

そんな番組をみながら、ふとフィドルを弾いてる時の姿勢が気になった。見直しても聴きなおしても明らかに力みがある。理想とする音色にはまだまだまだ。知らず知らずに無駄に力が入り、右手は上ずりの原因に、左も連鎖的に硬くなる。その逆も可能性はある。音をつくるのは右手。しっかりと持ちながらも、しなやかさの保った右手・・体の構造的なところから考えてみようというきっかけになった。「脱力。」わが師がよくおっしゃっていた。意識しすぎるとBOWを落とすこと多し。

陸上やフィドルに限らず、ここぞという時にポイントは押さえてる。必要なものだけをフルで活かす効率の良さは、どんな時でもそうなのかな・・と。当たり前のようで、当たり前にできないもどかしさ・・ついでに色んな事、とことん掘り下げてみて、反省・・・そして改善!言うは易し行いは難し。

0 件のコメント: